2)光学設計との関わり on 08/07 ’25
現在では年3兆円ほどを売り上げるメーカさんの光学設計部長だったD氏から、近軸光線追跡や像品質の評価などをご教授頂いたのが光学設計との関わりの始まりです
D氏の近軸理論などの話は退屈だったのですが、四方山話を伺うのが楽しみでした
当時はNECのPC98などのパソコンが身近でしたが、それ以前は対数表と電卓などが計算の手段みたいな、
その計算を担当する部署内に多くの女性がいらっしゃったようで、結婚できない光学設計者はいなかった、みたいな…
D氏の上司の方K氏は著書光学入門を出版されていて、PC用のOptasと言う光学設計ソフトを開発された方です
D氏お勧めの著書はその光学入門とC社M氏のレンズ設計法でしたが、今でもバイブルとして愛用してます
(C社M氏のレンズ設計法ですが、光学設計には自由度があってその自由度の範囲での最大限のパフォーマンスとは?みたいな問があり、ただ随分と難解です)
1)「四方山話」を掲載します on 07/08 ’25
光学製品の開発は多元的で、取り合えず試してみて、得られた事象を検証してと言ったプロセスの繰り返しです
このような経験の積み重ねが技術力の向上に繋がるのですが、結構時間と労力が必要です
個人的に長い間、多種多様な光学製品の開発に携わってきました
納期や予算の兼ね合いで一発勝負的な開発スタイルでしたが、失敗談もかなり
リスクを取らなければ前に進めないし、課題が発生してお客様にご迷惑を掛けることは最低限避けたい、と言ったところで光学製品の開発は大変です
個人的な経験談が皆様のお役に立つか分かりませんが、
光学製品の開発をされている方のリスクの低減や一コマのBreak timeになればと思い「四方山話」を掲載します
月毎に更新できればと思っています